最近「心のケア」という言葉を聞かない日がないと言っても過言ではありません。
私たちの心はそんなにももろくなり、傷つきやすくなったのでしょうか?
あるいは心にかかる負担があまりにも大きくなり、複雑になってきているのでしょうか?
それとも「ケア」などと意識せずに力を貸してくれていた家族や友人が、昔のようにもう頼れなくなったのでしょうか?
心のことはやはりその人が自分で引き受けて乗り越えていくもので、だれかが「ケア」できるものではないかもしれませんが、心はもっとしなやかなものではなかったかと信じ、それを取り戻すために、私たちの経験と知識が少しでも役に立つならばと思っています。
桜花会クリニック 所長 伊豆本 種野
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